学部3年生のみなさんへ

研究室配属のために、このページをご覧の皆さん。我々の研究室では、セラミックスと微粒子のプロセッシングについて研究しています。 研究内容は多岐にわたっていて、原料(粉体)から成形、焼結、評価・解析まで、セラミックスを作るところから評価まで一連の研究を行っています。 どんなことをやっているかは、ぜひ研究室を見に来て下さい。定員の関係で4年生で我々の研究室に所属できないかもしれない皆さんも歓迎です。 授業では説明しきれないセラミックスのことも直接見ることができるし、就職した後将来役に立つかもしれないし、大学院から我々の研究室を志望してくれてもいいと思います。

学部4年から始まる研究室生活は、学部3年までとは大きく異なっています。研究室に入った当初は驚くかもしれません。 でも、世界で誰もやったことのない研究を、自ら考えながら計画し、主体的に手を動かして行う研究室での研究はとても楽しいものです。 場合によっては忍耐強さが求められることもあるかもしれません。失敗することもたくさんあるかもしれません。 でも、いずれも皆さんのかけがえのない経験になると思います。

得られた成果については、(皆さんが望めば、)国内や海外で行われる学会で皆さん自身で発表してもらいます。 また、共同研究に関係した研究は、共同研究先(企業など)と共にディスカッションしながら研究を進めます。 他の大学の研究室などとも学会、セミナーや研究会などを通じて交流します。 研究室外の研究者からの研究成果への指摘は厳しいものもありますが、自らの研究を進める上で重要な知見を与えてくれます。

研究室を学部、修士、あるいは、博士を修了した後、皆さんは社会にでて活躍することが期待されています。 我々の研究室では、下記のような人材を輩出できるように皆さんを指導します。

学部卒 :研究の背景・内容・手法をよく理解して実験を進められる人材
修士修了:適切な計画と手法を自ら設定して研究を遂行できる人材
博士修了:得られた成果に基づいて新たな研究を提案できる人材、他の研究者を指導できる人材

研究室を修了したOBは、下記のような企業、大学、研究機関などに就職しています。
トヨタ自動車、日産自動車、ホンダ技研工業、日本特殊陶業、日本ガイシ、村田製作所、コバレントマテリアル、 信越化学工業、昭和電工、旭化成、TOTO、新日本石油、東芝、デンソー、住友電気工業、電気化学工業、旭硝子、 三菱化学、三菱ガス化学、ブジヂストン、イビデン、ミネベア、IHI、DISCO、リコー、名古屋工業大学、九州大学、中央大学、大阪大学、 物質・材料研究機構、産業技術総合研究所、公務員

研究室一同、皆さんと研究ができることを楽しみにしています。

大学院進学を考えているみなさんへ

我々の研究室は、大学院は理工学府に所属しています。HPの入試情報や募集要項をよく見て応募して下さい。特に、博士課程後期の進学者は歓迎です。